大木の処理

先日の台風&地震の爪痕です。

こんな大木も地震で倒れてしまうものなんですね。

土地が火山灰ですと、木の根もあまり下(地中方向)には伸びずに水平方向に向かって根が伸びていきます。

建物のみならず、重心がズレているものに振動が加わると、重心方向へと傾いていきます。

写真のようにここまで倒れるともう再生は不可能です。

細切れに切って処分するほかありません。

ご縁あって会社で枝落としのバイトをするようになりました。

職人さんのチェーンソーをお借りして少し切らせてもらいましたが、当社の切れ味とは全然違います。

作業段取りなども含めて大変勉強になりました。

Silent night

地震もなんとか一段落したのでしょうか?

札幌市内のコンビニやスーパーはすこしづつですが活気をとりもどしつつあります。

停電というものがこれほど生活に影響を与えるとは考えもみませんでした。

当社事務所には窓はあるのですが、窓を開けたら隣のビルの壁で日は入らない構造なので昼間でも電気消せば真っ暗です。

事務所には懐中電灯も無いので明かりと言えばジッポーライターの火くらいのものでした。

中央区の夜が真っ暗なのはそうそう見れるものではありませんでした。

因みに家に帰ってからも同様でした。

幸いLEDのランタンと電池があったから暗闇でトイレせずに助かりました。

日ごろから防災意識に欠けてました。

まだ寒くない時期だったから幸いですが、冬だったらと考えると怖くなります。

里塚霊園

たまたま液状化で深刻な清田区に行くことになりました。場所は里塚霊園。

台風と地震で悲惨な状態でした。台風で倒木し、地震で約5,000基のお墓が被害にあったそうです。
現場に着いた瞬間、うわっ!何これっ?という感じでした。

大木の殆どが根が浅く、大地に根付いているように見えなかったので、どうして根が浅いのか?好奇心旺盛な私は早速、休憩中の倒木処理をしていた業者の方に聞いてみました。
業者の方が言うには、「木の根は栄養分を吸収しようとして深く深くに根を伸ばして行くが、元々が火山灰で栄養が無いから深くまで伸びて行かないんだよと」。

そこで調べてみると、
札幌市清田区里塚、美しが丘付近は標高約60~80mほどの台地となっており、4万年ほど前に支笏カルデラが形成されたときに噴出した支笏火砕流堆積物でできているそうです。古い空中写真や地質図を見ると、火砕流台地には侵食作用でつくられた谷がいく筋か走っており、そこを造成、盛土して住宅街が作られているそうで、現時点で確認できる被災地は、いずれも旧谷地形を谷埋め盛土した地域にあるそうです。

お墓一つ一つをゆっくり見渡すと、いろいろな想いが込み上げてきました。
東日本大震災の悲惨な光景の事、実家・親戚のお墓の事など(私は福島県出身です)。
時間の経過と共に、ある詩を思い出しました。
紹介します。

「こちらから」
こちらから頭を下げる
こちらからあいさつする
こちらから手を合わせる
こちらから詫びる
こちらから声をかける
すべてこちらからすれば
争いもなく
なごやかにゆく
こちらからおーいと呼べば
あちらからもおーいとこたえ
あかん坊が泣けば
お母さんがとんでくる
すべて自然も人間も
そうできているのだ
仏さまへも
こちらから近づいてゆこう
どんなに喜ばれることだろう

合掌

地震

北海道胆振東部地震

震災に被災された方々には心からお見舞い申し上げます。
また、復興に尽力されている皆様には安全に留意されご活躍されることをお祈りいたします。

今回の地震では、札幌は天災の無い地域と思っていたのが根底から崩れました。
また、普段気づかなかった事に気づかされました。

停電で周りが真っ暗で、星空がとても綺麗で感動でした。札幌の夜空には、こんなに沢山の星々が見ることが出来るんだと。

コンビニ、スーパーなどから食料品が消え、初日は少し戸惑いの中、1日2日のことだろうから目先我慢すれば何とかなるだろうと。
2日目は停電のままで、全域復旧するまで1週間かかるとか聞くと、一気に不安が大きくなり当分の間食べ物が全く手に入らなくなるのではと・・・?

2日目の昼食は、おにぎりと餃子でした(とても美味しかったです)。
弊社の社長宅にて、ガスでご飯を炊き素敵な奥様がおにぎりを作ってくれました。
ご飯を食べれる嬉しさと有難さでいっぱいでした。
弊社社長は、こんなに愛情のこもった食事を毎日食べているんだと思うと羨ましさが少し湧いてきたりして・・・。
餃子がこれまた旨い!酢だけで食べました(スッキリさ&餃子の旨味がマッチして抜群)。

食事後に思い出したのが、老子の「吾唯足知(吾ただ足るを知る)」でした。
意味は、足るを知る者は貧しいといえども心は富んでいる、足るを知らぬ者は富めりといえども心は貧しい。
食事が出来て、有難や有難や! あれこれ何も要らない、これで十分十分!

人間味溢れる社長と愛情豊かな奥様に感謝感謝です。

被災された方々には大変失礼ですが、宇宙の美しさと人の心の温かさを再認識した地震となりました。

うおっ、また揺れている。